@article{oai:kpu-m.repo.nii.ac.jp:00002031, author = {山田, 親代 and 岩脇, 陽子 and Iwawaki, Yoko and 森本, 昌史 and 山中, 龍也 and Chikayo, Yamada and Masafumi, Morimoto and Ryuya, Yamanaka}, journal = {京都府立医科大学看護学科紀要, Bulletin of School of Nursing Kyoto Prefectural University of Medicine}, month = {Dec}, note = {ICUにおけるせん妄および亜症候性せん妄に関する文献を検討し、亜症候性せん妄の発症に関する要因を明らかにする。 文献の選定はせん妄は医学中央雑誌Web版(ver.5)を用いて、「せん妄」「ICU」をキーワードに検索期間2000年~2016年で、原著論文・看護文献に絞り込み、この中から36件を選定した。研究内容別に、「せん妄予測に関するもの」「せん妄の発症率、発症要因に関するもの」「看護師のせん妄に対する認識に関するもの」「せん妄評価ツールに関するもの」に分類できた。亜症候性せん妄に関しては、医学中央雑誌Web 版においては1件もヒットしなかったため、海外文献を対象に文献検討を行った。CINAHL、MEDLINE を用いて「subsyndromal delirium」のキーワードで検索したところ97文献が検出された。重複する31文献を除外し66文献から解説、レビュー、介入研究を除外した。また、研究内容が、がん患者、療養場所が緩和病棟および介護施設であるものを除き、英語文献14文献を分析対象とした。研究内容別に、「亜症候性せん妄の発症率に関するもの」「亜症候性せん妄のリスクファクターに関するもの」「亜症候性せん妄の予後に関するもの」に分類することができた。  これらから、日本国内におけるICUのせん妄の発症率は7.6~60.9%であり、発症要因として、「年齢」「睡眠に関すること」「術後ICUへの入室」などであった。また、海外におけるICUの亜症候性せん妄の発症率は7.7~67.9%であり、リスクファクターはせん妄とほぼ同様の「高齢であること」「認知症の既往があること」「多くの既往歴があること」などの要 因であることがわかった。ICUにおけるせん妄は多角的に研究されているが、亜症候性せん妄についての研究はまだ多くないことから、亜症候性せん妄の発症率および関連要因、予防的介入に関する研究の必要性が示唆された。}, pages = {1--14}, title = {ICU におけるせん妄および亜症候性せん妄に関する文献検討}, volume = {27}, year = {2017}, yomi = {ヤマダ, チカヨ and イワワキ, ヨウコ and モリモト, マサフミ and ヤマナカ, リュウヤ} }