@article{oai:kpu-m.repo.nii.ac.jp:00002240, author = {山本, 裕子 and 滝下, 幸栄 and 岩脇, 陽子}, journal = {京都府立医科大学看護学科紀要, Bulletin of School of Nursing Kyoto Prefectural University of Medicine}, month = {Jan}, note = {京都府立医科大学医学部看護学科, School of Nursing for Kyoto Prefectural University of Medicine, 看護専門学校教員の生涯学習行動の内容を明らかにし、継続教育の課題を見出すことを目的に、10 文献の検討を行った。 その結果、研究内容は、生涯学習行動に関連する要因を明らかにする実態調査が多かった。看護専門学校教員は、授業や事務に追われ多忙を極めるあまり時間的・精神的ゆとりを失っている実態が報告されていた。看護専門学校教員の学習を促進する要因は、「専任教員講習会や大学・大学院進学」、「支援的な先輩教員の存在」、「研究活動」、「仕事満足」、「職場役割の変化」であるとされていた。そして、学生指導や教授方法、看護実践力の向上に向けての学習ニーズを持ち、学外研修や大学院、看護専門学校教員同士の学習など活発な自己教育を中心とした生涯学習行動を行っていた。その中でも、新人教員は教育実践力の未熟さや学生、実習施設へのコミュニケーションが上手く図れないことから、先輩教員の助言を必要とし、自分の時間やお金を使って研修や大学進学にむけて自己学習している様子が伺えた。しかし、個人で行う学習活動は、独善的になりやすく、自己教育力の育成には貢献していないことも報告されていた。また、9 文献において看護専門学校教員への継続教育システムの整備が必要であると言及していた。 以上から、看護専門学校教員の生涯学習行動は、自己教育を中心とした方法であり、看護専門学校教員を取り巻く人々との関係作りが、看護専門学校教員の生涯学習行動に好影響を与えている様子が伺えた。また、講習会や大学院進学など体系的な継続教育を受けるなどの自己研鑽に努めていた。一方で、業務量の多さによる時間不足や人員不足など、労働環境に対する困難を抱えているとされていた。そして新人教員は、日頃の教授活動における迷いや困難を具体的に解決する方法を見出せず、支援を求めている内容が多くみられた。今後は、看護専門学校教員の経験年数別に対応した、継続教育システムの整備への課題が明らかとなった。}, pages = {49--54}, title = {看護専門学校教員の生涯学習に関する文献検討}, volume = {28}, year = {2019}, yomi = {ヤマモト, ヒロコ and タキシタ, ユキエ and イワワキ, ヨウコ} }