@article{oai:kpu-m.repo.nii.ac.jp:00002372, author = {松尾, 恵美 and Matsuo, Emi and 岩脇, 陽子 and Iwawaki, Yoko and 井林, 寿恵 and Ibayashi, Toshie and 滝下, 幸栄 and Takishita, Yukie and 松岡, 知子 and Matsuoka, Tomoko}, journal = {京都府立医科大学看護学科紀要, Bulletin of School of Nursing Kyoto Prefectural University of Medicine}, month = {Dec}, note = {京都府立医科大学大学院保健看護学研究科, Department of Nursing for Health Care Science, Graduate School of Nursing for Health Care Science, Kyoto Prefectural University of Medicine, 子どもが小児がんと診断される際の家族の衝撃は大きい。本研究の目的は、小児がん患児の治療開始時のインフォームド・コンセントに同席した看護師が家族にどのような対応をしているのかを明らかにすることである。研究対象者は、小児がん拠点病院の小児科外来に通院する小児がん患児の家族9 名である。インタビューガイドに基づき半構成的面接を行い、質的記述的に分析した。対象者は全員母親であり、平均年齢は34.9 ± 6.1 歳であった。治療開始時のインフォームド・コンセントに同席した看護師が小児がん患児の家族である母親に実施している対応は分析した結果、【医師の説明を一緒に聞いて把握し落ち着くまで見守る】【頑張りに気づき言葉やタッチを用いて癒す】【感情の表出を促し、母親としての思いと希望を支える】【睡眠時間を確保しリフレッシュを促す】【入院生活に対する感じ方を把握し調整する】【家族の状況に応じた付き添いの調整と医療者と話しやすい雰囲気をつくる】が抽出された。 治療開始時の小児がん患児の家族に対して、看護師は医師の説明を一緒に聞くことで家族の複雑な心理状況を把握し、家族の頑張りを承認し言葉やタッチングを用いて癒し、母親のつらい思いを表出させ、希望を支える関わりをしていた。また、家族の健康面に配慮しながら、入院生活や家族の状況に応じた調整や医療者との良好な関係形成への支援を実施していた。以上から、看護師はインフォームド・コンセントに同席し、医師の説明後は家族を見守り、身体面と心理面の安楽を保持し、入院生活と人間関係の調整を行う重要性が示唆された。}, pages = {11--19}, title = {小児がん患児の治療開始時のインフォームド・コンセントに同席した看護師が家族に実施している対応}, volume = {29}, year = {2019}, yomi = {マツオ, エミ and イワワキ, ヨウコ and イバヤシ, トシエ and タキシタ, ユキエ and マツオカ, トモコ} }