@article{oai:kpu-m.repo.nii.ac.jp:00002499, author = {峯村, 優一 and Minemura, Yuichi}, issue = {54}, journal = {Studia humana et naturalia, Studia humana et naturalia}, month = {Dec}, note = {センスメイキングの戦略は、研究者の倫理的な意思決定能力を向上する目的でMumford等によって作られ、Thiel等によって改善された。本論文は、倫理的な意思決定能力を測定する評価尺度であるEDMと共に開発され、発展を続けているセンスメイキングの戦略を分析する。センスメイキングの戦略は、EDMの調査で明らかとなった、研究者の意思決定と関連のある違反行為の重大性と罰則の重大性に関する認識を、研究者が持つかどうかを確認する内容を含んでいる。センスメイキングの戦略を用いた方法は、リスクや罰則を恐れることにより、研究者の違反行為が軽減される予防倫理的な役割を果たす。だが、不測の事態や研究不正が蔓延する環境において、センスメイキングの戦略は、効果的ではない。不測の事態や研究不正の横行する状況に対処するために、研究者は、志向倫理的なプロフェッショナルな意識を持って行動する必要があることを明らかにする。}, pages = {97--113}, title = {倫理的な意思決定とセンスメイキングの戦略}, year = {2020}, yomi = {ミネムラ, ユウイチ} }