@article{oai:kpu-m.repo.nii.ac.jp:00002623, author = {山本, 千明 and Yamamoto, Chiaki and 岩脇, 陽子 and Iwawaki, Yoko and 中長, 容子 and Nakacyo, Yoko and 滝下, 幸栄 and Takishita, Yukie and 川上, 定男 and Kawakami, Sadao and 森本, 昌史 and Morimoto, Masafumi}, journal = {京都府立医科大学看護学科紀要, Bulletin of School of Nursing Kyoto Prefectural University of Medicine}, month = {Dec}, note = {市立福知山市民病院, 京都府立医科大学大学院保健看護学研究科, 大阪母子医療センター, Fukuchiyama City Hospital, Graduate School of Nursing for Health Care Science Kyoto Prefectural University of Medicine, Osaka Women’s and Children’s Hospital, 本研究の目的は、子どもを持つ女性乳がん患者が子どもに病気を伝えることにどのような困難や困難に影響していたこと、実施していたことがあるのかを明らかにすることである。研究対象者は外来通院中の乳がん診断後1 年以上経過し、診断時に3~18歳の子どもを養育している女性患者19名である。インタビューガイドに基づき半構成的面接を行い、質的記述的に分析した。対象者の平均年齢は48.4±5.4歳、子どもの人数は1~3人で、平均年齢は11.6±3.5 歳であった。子どもを持つ女性乳がん患者が自分の病気を子どもに伝えることの困難は、【がんの罹患による衝撃】、【がんについて伝えざるを得ない】、【子どもへの伝え方が分からない】、【がん罹患が子どもに影響を与える懸念】、【子ども以外の家族との調整】であった。【母親としての子どもへの向き合い方】、【自分と家族のがん闘病の体験】、【子どもの発達段階と特性】、【伝えることにまつわる家族への相談】、【伝えることにまつわる家族以外の励ましや助言】が病気を伝えることに影響していた。がん患者は【家族のために気持ちを保持】、【病気や伝え方の情報収集】、【子どもの発達段階に合わせ不安を与えない伝え方】、【子どもの日常性の保障】をしながら自分の病気を子どもに伝えていた。がん患者はがん告知による衝撃を受けながらも、母親として子どもへの影響を危惧し、病気の伝え方を模索していた。看護師はがん患者が子どもの日常性を保持するために、子どもの発達段階と特性を踏まえた病気の伝え方ができるように支援していく必要性が示唆された。}, pages = {15--26}, title = {子どもを持つ女性乳がん患者が自分の病気を子どもに伝えることの困難とその困難に影響していたこと}, volume = {31}, year = {2021}, yomi = {ヤマモト, チアキ and イワワキ, ヨウコ and ナカチョウ, ヨウコ and タキシタ, ユキエ and カワカミ, サダオ and モリモト, マサフミ} }