@article{oai:kpu-m.repo.nii.ac.jp:00002757, author = {渡邉, 直子 and 吾妻, 知美}, journal = {京都府立医科大学看護学科紀要, Bulletin of School of Nursing Kyoto Prefectural University of Medicine}, month = {Dec}, note = {京都府立医科大学附属病院, 京都府立医科大学大学院保健看護学研究科, University Hospital, Kyoto Prefectural University of Medicine, Graduate School of Nursing for Health Care Science, Kyoto Prefectural University of Medicine, 目的:外来に勤務する熟練看護師の看護実践のうち、通院者に安全と安楽を提供するための実践知を明らかにすることである。 方法:看護師経験が5年以上で、優れた看護実践能力と優れたコーディネート能力を発揮していると看護部長が推薦する外来看護師12名を対象に、通院者の安全と安楽を提供するための具体的な看護実践についての半構成的インタビューを行い、その語りから実践知を取り出し、テーマとして取り出した。 結果:熟練看護師が通院者に安全と安楽を提供するための実践知として、【瞬時に通院者の異常を察知する】、【通院者にケアリングを言葉にする】、【通院者の全体像を捉え適切に指導する】、【先回りをして通院者のリスクを回避する】、【来院日の隙間を埋めて通院者を看る】、【外来のチーミングを促進する】、【通院者の安楽を気遣う】の7つのテーマが抽出された。 考察:外来熟練看護師は即興的に情報収集、臨機応変な対応で医師と連携し、外来におけるチーム医療を推進し、通院者を生活者として捉えケアリングする実践知を駆使していたことが明らかになった。外来看護の質の向上、さらには通院者の在宅医療支援を促進するために、これらの実践知を有する外来看護師育成のための教育システムの開発が必要である事が示唆された。}, pages = {37--43}, title = {通院者に安全と安楽を提供する外来熟練看護師の実践知}, volume = {32}, year = {2022}, yomi = {ワタナベ, ナオコ and アズマ, トモミ} }